ちょっといい美術館を見つけました

私は数多くの美術館と美術展に行っていますが、これまで存在自体を知らなかった7区の小さな美術館(オランダ人のお金持ちが設立した基金が運営しているようです)の展覧会をネットで見つけて興味を惹かれたので行ってきました。

18~19世紀の風景画(習作含む)を、木、水、岩、雲、などのテーマごとに集めて並べた、シンプルなコンセプトの展覧会でしたが、コロナ禍で遠出することもままならず知らないうちに人は癒しを求めているのでしょうか、あるがままの懐の大きな自然を描いた作品が沁みました。そういえば昨年あたりからファッションで緑がトレンドなのもそのせいでしょうか。

この展覧会は、フラゴナール、ターナー、コンスタブル、ボニントン、コロー、ルドン、ドガなど有名どころに交じって、名前も聞いたことのないような画家の作品も同列で展示されているところがいいと思いました。ただ、確かに後世に名を残した画家はさすがに力量が優れているなと感じました。

もう1つの版画の展覧会は、作家に取材し、制作過程も見られるビデオが面白かったです。

学芸員の真面目な姿勢と努力が感じられた、よい美術館と展覧会でした。