パン屋があいてない~

8月のパリの(あまりありがたくない)風物詩といえば、パン屋の夏休み。どこの店も1か月ほど思い切って閉めます(で、その間に改築工事などしたりします)。普段、当たり前のように開いているパン屋さんの存在のありがたさが身にしみる時期です。

仕方なく、少し足をのばして開いている別のパン屋さんまで行き、同じバゲットの品質や値段の違いに驚いたり、おいしそうなケーキを発見したり、とそれなりの面白さはあるのですが、やはり食べ慣れたお気に入りのパンが食べられないのは不便です。

今日は、私の家から歩いて3~4分圏内にあるパン屋4軒があろうことか全部休みだったので、パン屋難民となり、7~8分歩いてやっと開いているパン屋にたどりつきました。案の定、このお店には列ができていました。

ちなみにバゲット半分の値段は、私の住む地区では私の知る限り45サンチーム(約58円)から60サンチーム(約78円)と店によってばらつきがあり、パンの味や質感も異なります。私は、ちぎると中の白い部分がよくのびるテクスチャーで、塩味が効いているものが好みです。

昔は、夏休みの長期休業が重ならないように同じ地区のパン屋どうしが相談していたようで、休業中はシャッターに「8月〇日から△日まで夏季休業中です。近くで開いているパン屋は◇◇◇◇、住所は□□□□」という貼り紙をしていたものですが、最近はパン屋どうしの交流もないということでしょうか。だとしたら残念な世の中になってきているなあと思います。