フランスで今、日常生活に不可欠なパス

きのうの朝は近所の市営プールに行きましたが、入場するためにはパス・サニテール(直訳すると「衛生パス」とでもなるのでしょうが、ちょっと古臭い感じがしますね)の提示を求められました。

このパスは、ワクチン完全接種を終えた人と、Covid-19で陽性になった後で回復した人に対して、一定期間の経過後に発行されるもので、個人情報(氏名、生年月日)とワクチン接種情報、およびQRコードがついています。ちなみにこのパスはEU域内共通のもののようで、フランスで発行される場合は冒頭にフランスの印(FR)が入ります。フランスのパスポートを持たない私としてはちょっとうれしかったりします。

で、このパスですが、現在はプールやショッピングセンター、美術館、映画館、レストランなど、多くの人が集まるあらゆる場所で入場の際に提示が求められ、スマホにダウンロードするか紙に印刷して持ち歩かないと日常生活に支障をきたします。

ワクチン接種の義務化に反対する人たちのデモが報道されていたりしますが、フランスで生活しているほとんどの人たちは躊躇なくさっさとワクチン接種を済ませており(そうしないとバカンスにも行けないし、日常生活で不便だから)、ワクチンに反対する人たち(特に医療従事者の中で反対している人たち)の考えは理解に苦しむと思っています。今後は、これまで無料で受けられたPCR検査も有料になるようですし、ワクチンを打たないと、自分で自分の首を絞めるようなかたちになっていくと思うのですが…。