フランス人と日焼け

夏といえば日本では、(特に女性は)「日焼け止めマスト」、「白肌を死守する」人が大半かと思いますが、こちらの人は「隙あらば日焼け」です。ちょっと日が当たればすぐに下着に近い格好で肌をさらしますし、小麦色を通り越してモカといった色になるまで焼いた肌がバカンスに行ってきたことを証明するステータスなのです。日本ではおカタいイメージのニュースのアナウンサーですら、よく焼けた胸元をこれ見よがしにアピールする(ちなみに胸の谷間を見せることにも、はたから見るとあきれるほど執着します)スタイルで番組に出演。若い頃から肌を焼きまくるので、からだ中にシミを作ったり肌の老化を招いたりしているマダムが本当に多く、日本人から見ると「あーあ」という感じです。

(TF1)
(France 2)

ただ、こちらの人の感覚で見ると、真夏でも日傘や手袋で徹底的に日焼け防止をする日本人女性はちょっと異常。ずいぶん前に、日本から出張に来た女性が全く日焼けしていない(しかも化粧っ気も全くない人だった)のを見たフランス人女性の同僚たちが、「あの人、病的ね」と陰で話していたのを覚えています。日本の日焼け止めのCMで、海辺で水着姿の真っ白な肌の女優が遊んでいるのを見ると、私も違和感を覚えます。

日本では数年前からラ・ロッシュ・ポゼの日焼け止め化粧下地が「トーンアップ」できると人気のようですが、こちらの人からすれば「白浮き」して見える日焼け止めは好まれません。