元商品取引所に新美術館オープン

資産家フランソワ・ピノー氏の現代アートのコレクションを展示する美術館が、このほどパリにオープンしました。建物は元商品取引所として使われていた円形のもの。ちょっと前まで忘れ去られたようになっていたこの建築物が、現代アートを展示するパリの新名所に生まれ変わりました。担当した建築家の安藤忠雄さん、グッジョブ!

中に入ると、真ん中部分が吹き抜けのようになっており、周りにぐるりと回廊が通っている、NYのグッゲンハイム美術館に似た構造。でもスペースはより広く明るく、快適に現代美術作品を鑑賞できる空間になっています。作品を順々に見ていくと、いつのまにか一周して元の場所に戻っているというちょっと魔法のような感覚。上階への移動も自然に誘導されるかたちでスムーズです。効率よく作品鑑賞ができるので見学時間も短くてすみ、来場者の渋滞が起こりにくいんじゃないかな。今回展示されていた作品の関係もあって、なんだか急にアメリカに行きたくなりました。地下には、取引所時代に商品保存のために使われていた冷蔵用の機械が残され展示されています(タイタニックの機械室を思い出しました)。こんな歴史的配慮もされているんですね。

帰りはリヴォリ通りを歩いていると、最近リニューアルオープンしたデパートのサマリテーヌが。こちらのリノベーションにも日本人建築家がかかわっているんですよね。

今日は仕事が休みで、たまたま夏のセールの初日と重なったので、朝8時からネットで小さな商品をいくつかゲット。美術館にも行けたし、リフレッシュできた1日でした。