君が代は国歌の中でダントツで悲しいらしい

オリンピックとパラリンピックを通じて、君が代が世界に流れることも多かったですが、フランス人の反応は、「日本の国歌って、なんであんなに悲しげなの?」。

「歌詞はあるの?何についての歌なの?」とたたみかけるように聞かれ、長寿や繁栄を願う歌だと答えると、「天皇の長寿という意味にとらえるなら、イギリスの国歌のGod save the Queenと同じようなもんじゃん。むこうは、威厳はあるけどもっと明るい曲調だよ」。

そりゃー、フランスの国歌ラ・マルセイエーズの歌詞と比べたらどこの国歌もおとなしいもんでしょうよ。フランス革命時に作られたこの歌の歌詞を知ると、これを国際式典やオリンピックの表彰台で歌ったりしているのはかなりクレイジーなことだと思うのですが…。

(以下、ラ・マルセイエーズの和訳の抜粋。「世界の民謡・童謡」というサイトからの転用です)

暴君の血染めの旗が翻る
戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり

武器を取るのだ、我が市民よ!
隊列を整えよ!
進め!進め!
敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!

ちなみにジスカールデスタン大統領の時代は、この国歌に威厳をもたせるため、テンポをゆっくりめで演奏するよう命ぜられていたとか。

君が代は、短くてシンプルで、それでいて結構エモーショナルで、(天皇どうこうはともかく)、私は好きですけどねえ。

(日刊スポーツのウェブサイトより)